2006-08-10 魔女 悪は魅力的じゃないと説得力が無い。 悪の魅力が見えないと、 悪に心を奪われた作中の人物は、 道を見失った滑稽なピエロになってしまう。 その説得力の手段として、 木村氏が選んだのが藤本さんの歌だった。 魔女の歌を聴いた瞬間、 客席の人も悪に魅入られる大臣の気持ちを 体感したはず。 悪とはこんなに甘美で心地良いものなのかと。